鬼怒川の堤防決壊で甚大な被害が出ました。
川が近くにあるはなやとしては、他人事ではないと恐ろしくなりました。
また、浜松南区、東区では冠水被害もあり、自然災害多すぎ! と思うこの頃です。
前置きが長くなりましたが、皆様、防災対策されていますか?
今回の鬼怒川決壊による自宅浸水に合われた被災者に、あるテレビクルーがインタビューをしていました。
『避難の際、何を持ち出しましたか?』
住人は色々言います、
『貴重品』 『位牌』 『写真』 『思い出の品』…
おそらくそうであろうと想像できます。
しかし私は『?』がつきました。
ーなぜ化粧品は持ち出さないの?ー
もちろん生きることが最優先ですから、化粧品は命に関わるわけではないので、二の次なのはわかります。
東日本大震災時の話です。
いつ家に帰れるか予測できない中、避難所にしばらくは居なければならないとなれば、生活用品が必要となります。
生活物資はわりと早めに支給されますが、化粧品となると、被災者側から声を挙げてもボランティアからの救援物資に頼る以外、行政からの支援はなかったそうです。
行政の中枢を担っているのは、ほぼ男性です。
女性に必要なものに化粧品があることに気づかないのかもしれません。
当事者になれば、確かに避難するのにそこまで考えが及ばないのも無理のないこと。
しかし間違いなく女性にとって必要なものだと私は、思います。
とある東北のサロンさんのお話です。
震災後、まだライフラインが復旧していない中、多数のお客様が化粧品を求めて来店されたそうです。
お水の確保も大変な時に化粧品…。
私は化粧品の持つ力に感動しました。
化粧品は美しくなるためだけのものではない、その、香りや使用感に癒されたり、お手入れすることで以前の平和な日々に気持ちが戻りホッとしたり、効果効能以外の感性に働きかける力があることを、再認識しました。
スキンケアに限らず、メーキャップも同様です。
美しく変身することで、心の均等を保ってきたのだと思われます。
ちょっと深イイ話みたいになってしまいましたが、女性はいつ何時も強くてたくましいのほ間違いないと思います(≧∇≦)
私の場合、メークをしていないと誰なのかわからないので、発見してもらえないかもしれません。
避難所に行くにもメーク道具だけは持って行こうと思っております(^_^;)