ご存知かもしれないですが、薬や化粧品を開発するにあたって、動物実験が行われていることは周知の事実と思います。
が、最近、資生堂と花王が共同で動物実験ではなく、疑似細胞模型を開発し、しかも短時間で結果がでるような技術を開発しました。

動物愛護の観点からいっても、素晴らしいことと思います。
それ以上にそうした技術開発する両メーカーも日本を代表するトップメーカーとして素晴らしいし誇らしいことです。
現時点では、動物実験を中止しているのはこの2メーカーのみなので、いずれは各メーカーも追随すると思われますが高度な技術と、知識が必要となります。

最近では海外セレブが、動物愛護のために毛皮を着ないなどの抗議活動をしている姿が報道されます。
賛否両論あるとは思いますが、直接人間でを実験するわけにもいかず、致し方なく動物の命を借りて様々な研究が行われているのだと思います。
人間が着飾るための毛皮取得目的となると、やはり違和感はあります。
とはいえ、それぞれの立場で意見があるかと思うので、ここはノーコメントで(^^;)

そんな困った立場になる人達にとっても、今回の報道は画期的ではないでしょうか。
技術の進歩ってホントにすごいですね~  
そのうち毎朝、好みの肌を張り付けて出かけられるようになるのではないでしょうか(゚д゚)

そんな事になったら、便利ですけど商売上がったりですが(^^;)

日本化粧品工業連合会によりますと、大小合わせて化粧品製造販売会社が全国で3624社、製造が3477社あるそうです。(2015年3月31日現在)
合わせて7100余りの会社の中でも、疑似細胞模型が作れるのがたった2社というのは、素晴らしい技術力と莫大な開発費両方兼ね備えた会社であることは間違いないのですが、逆に、残りの数千社は大丈夫なのでしょうか?
そもそも自社工場を持っているのは大手数社のみで、ほとんどの会社は外部委託をしているのです。

ちなみに某ローヤルゼリーで有名な会社でも化粧品を販売しているのですが、製造は大手P社に委託製造しているそうです(;゚Д゚)
もちろん極秘情報なのですが、P社工場にお勤めの方がおっしゃってたので間違いなさそうです。
Y養蜂所専用ラインがあるとのこと。

他にも、何社分もの製造を請け負っている会社もあり、製造ラインごとにメーカーが違っているけれど、原料は共有部分があるのだと…え?!

原料共有❓❓   えー メーカー違うのに❓❓❓ 

やはり自社工場を持たない(持てない?)メーカーさんの商品にうたってある効果効能には注意を払ったほうがいいのかもしれません。