今でこそエステはスタッフがメインで施術させていただいておりますが、
かつてはワタクシもエステのお勉強に東京に行っておりました。
また、メーキャップの勉強と資格とるために、これまたしばらく東京に行っておりました。
場所はなんとどちらも【銀座】!!!
エステ機械の会社が銀座にあり、そこの自社ビルでトレーニングやお勉強ができるようになっているのです。
メーキャップのほうは天下の東京銀座資生堂(笑)本社ビルでしたので、当然銀座。
当時はまだうら若きワタクシ、ドキドキしながら東京駅から銀座を目指しました。
結論として一番印象に残ったのは、夜の銀座(≧▽≦)
トレーニングが終わると、毎晩夜の銀座に出没していたのです。
しかもエステの先生と(笑)
もちろん授業は授業でしっかり受け、夜の銀座の授業も受けてきました。
当時は銀座の裏通りに屋台の車が出没し、磯部餅を売っていたんです!!!
えー、なぜここに屋台、しかもいそべもち!のり付き!
道行くサラリーマンがその磯部餅をほおばりながら歩いているのです。
先生は
『おいしいから買おう』
と私にも勧めます。
今から飲みに行くのに磯部餅をは・・・と辞退すると、
『あら、そう?じゃ私は食べちゃお』
と、躊躇なく磯部餅を買い、歩きながら食べていました(;^_^A
エステティシャンは体力勝負の仕事ですから、磯部餅一個くらいはなんともないのかもしれません。
自分はまだまだだなと、妙なところで納得したののでした。
そんなある日、都内では老舗有名店である、おでん屋さん『お多幸』に連れて行ってもらいました。
地方では今も当時も聞いたことがないおでん専門店です。
もちろんお酒も提供するので、仕事帰りのサラリーマンや同伴のホステスさんでにぎわっていました。
そこでとある一人の女性にくぎづけにΣ(゚Д゚)
クラブのママと思われるその女性、大島紬のお着物にかなり大きいエメラルドの帯締めをしていました。
装いも粋ですが、高価な着物でおでん屋に同伴していることにも驚きました。
おでんの汁が飛んだりしないのか心配になりましたが、さすがはプロ、上品におでん召し上がっていました(笑)
またある日、銀座の雑居ビルにある居酒屋に行こうとエレベーターを待っていると、上階からお客様をお見送りにクラブのママとホステスがエレベーターから降りてきました。
そのまま上に上がるので、エレベーターに同乗したのですが、ホステスさんをチラ見すると、すごく美しいのです。
見た目ではありません。正直お顔立ちは10人並み、でもスッと立ったその姿はものすごく
『手をかけている』感
があるのです。
髪の毛からつま先まで、完璧°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
オーラがあるというか、品があるというか、とても魅力的に見えました。
おでん屋さんで見かけたママも、エレベーターのホステスさんも、どちらも優雅な品をたたえていたように思います。
美しい女性というのは、磨かれて美しい女性という種類があることを知りました。
まさにエステが請け負う『美』、自分に手をかけてこそ得られる美しさは見た目や顔立ちではないんだなーと(#^^#)
なんというか・・・自分に手をかけている方は丁寧に見えるんですね。
見習いたいです、昔のワタクシ今のワタクシも(≧▽≦)