Braite / Pixabay

巷でいっぱい出回っている鏡。

現在では流通している鏡の9割以上が中国産と言われています。国産のものは鏡の質こだわっている美容室やアパレル系以外ではめったにお目にかかれません。

 

まず《価格》

国産のものは、どうしても価格が高くなります。

人件費もそうですが、その技術、品質は中国産よりも高いのです。

資生堂グループはコンパクトの鏡は一定金額以上の商品には国産を使っております。

コンパクトが10000円以上したりしますが、最高級の国産鏡を使用していたりするので、どうしても高額になってしまうのです。

鏡にそんなにお金かけなくても・・・なんてお声が聞こえてきそうですが、美しくなるためのコンパクトに映る顔がキレイに見えないのは、悲しくないですか?

使う人の心情まで考えて商品は作られているんですね~

他メーカーにはない配慮です。

 

《映り》

もうこれはダントツに国産のほうがゆがみなく綺麗に映し出されます。

比べるとよくわかるのですが、中国産とぜんっぜん違いますよ!

パウダーファンデーションについている鏡、資生堂グループはなんと!曇らないんです!!

一般のパウダーファンデーションについている鏡はしばらく使うと、汚れと相まって曇ってくるのです( 一一)

これは、鏡の【質】以外の何ものでもありません。

鏡の曇り、国産か中国産か見分けるポイントですね。

 

《耐用年数》

資生堂グループの商品は、40年程前、ものすごく質のいいに容器を使っていたのです。

アイブロウの容器などは真鍮で出来ていたりしたのです。

今はエコでリサイクルできるものに変わっていますが、当時のものは非常に丈夫で、今でも現役でそのアイブロウ本体を使われている方がたくさんいらっしゃいます。

そんな当時に作られた鏡。もちろん今でも現役ではなやの店頭で活躍しています(^^)/

よって、耐用年数は40年といったところでしょうか。

まだ映りは綺麗なので、もっと耐用年数、伸びるかもしれません(≧▽≦)

 

最近の外資メーカーなどは、可愛らしい容器が人気ですが、日本で生まれ育った老舗メーカーは化粧品を使うお客様が最後まで美しく、長く使えるよう、すべてはお客様のため。お客様ファーストで現在に至っているのです。

気づきにくいけれど、メーカーの心意気を感じる繊細な気遣いですね。