歌にもありましたよね。
アン・ルイスの【あぁ、無情】
これがわかる方は結構な年代です(笑)
今回は無情ではなく、【無常】のほうです。
意味としては常の状態は続かない、突き詰めれば世の中や人生ははかないということだそうです。
『祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり』
そう、かの有名な平家物語です。中学生の頃、習ったかと思います。
ここでも祇園精舎の鐘の音には、この世のすべての現象は絶えず変化していくものだという響きがある と解釈されています。
私の好きな瀬戸内寂聴さんが、説法でよくこの言葉を使っていらっしゃいます。
相談者にたいして
『今の辛い状態は続かないから大丈夫』
と、励ますのによく使っているようです。
もちろん逆の使われ方もします。
『今の恵まれた状態も努力をしなければ続かない』
まさにはなやにとって今は【ああ、無常】の心境です。
先日お知らせしましたが、ディシラが来年11月で販売終了することになったのは寝耳に水でしたし、どれだけディシラの社員や私達小売店が束になってを販売継続を声を大にして訴えても、決定が覆ることはありませんでした。
世の中の流れといえばその通りなのですが、救済措置もなく放り出された小売店や、なによりディシラを愛してくださっていたお客様にとっては恨み言の一つも言いたくなります( 一一)
耳に水が入ってきた時に(笑)、ふと思ったのがこの
※※※※※※【無常】※※※※※※※
だったのです。
確かに現代はものすごいスピードで色々なことが変化、進化しています。
ずっと同じということは、変わるよりも難しいのかもしれません。
【継続は力なり】 のことわざは平成の終わりとともに無くなるかもしれません。
起業して継続する確率は
起業1年で40%(60%が倒産)
起業3年30%(70%が倒産)
起業5年15%(85%が倒産)
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起業20年0・3%(99・7%が倒産)
なんと!ディシラは創業28年で歴史に幕を閉じます・・・ってことは、0・3%に入っていたにもかかわらず! ですよ!!
あぁ、無常…(/ω\)
継続って難しいんですね。
心情的には無情と感じるのですが、現実問題としては無常で合っているのだと思います。
変わっていく世の中についていくのに精いっぱい、てか、ついていけているのかすらわからないはなやですが、凝り固まった頭の体操をすべく、後継の化粧品のお勉強をこれから頑張ります!
ちなみに・・・はなやは創業46年、上記のデータが正しければ、ほぼ100%生き残っているハズ(≧▽≦)
世は【無常】ですから、継続できるよう、努力をし続けようと思います(^^ゞ